乗り換え前に知っておきたい格安SIMのデメリット

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「格安SIMは毎月のスマホ代が安くなる」今となっては共通の認識だと思います。
大手キャリアに毎月5,000円以上支払いをしているのなら、格安SIMだと月額を3,000円以下にすることも可能です。
しかし、”安くなる”というメリット以上にデメリットがあります。
デメリットを理解したうえで格安SIMに乗り換えることができれば、「大手キャリアに支払っていた料金は何だったんだ・・・」と感じるはずです。
今回は、格安SIMのデメリットについて詳しくまとめていきます。

これだけある、格安SIMのデメリット

格安SIMのデメリットは、以前と比べてかなり少なくなりました。
それでも、はじめて格安SIMを申込み使う方にとっては「こんなにもあるのか」と思うはずです。

格安SIMのデメリット1 通信速度に期待ができない

「格安SIMは、ネットの通信速度に期待ができない」と言われています。
確かに、格安SIMの通信速度は遅い時があります。
通信速度が遅い時間帯は、朝と昼、夕方です。
通勤時間帯、お昼休み、退社時間といった時間帯がピークとなり、1Mbpsを切ることがあります。
逆にピーク時間帯を除けば、安定した通信速度でネットが可能です。
一昔前は時間帯に関わらず通信速度が遅い格安SIM(MVNO)もありましたが、今は比較的安定した格安SIM(MVNO)事業者が増えています。
とくに、UQモバイルやY!mobileといったサブブラント系と呼ばれる事業者は、通信速度が安定している傾向にあります。

格安SIMのデメリット2 サポートのほとんどがメールかチャット

大手キャリアだと、スマホにトラブルが起こってもショップへ持ち込めば何かしら対応をしてもらえます。
格安SIMの場合、実店舗を持たない事業者がほとんどなので、トラブルがあればメールかチャットで相談することになります。
UQモバイルやY!mobile、楽天モバイルなど、実店舗を持つ格安SIM(MVNO)事業者もあるので、不安なら実店舗で申込みや相談ができる格安SIM(MVNO)事業者を選ぶことをオススメします。
最近だと、ビックカメラにてIIJmioのサポートに対応している店舗もあるようです。

格安SIMのデメリット3 LINEのID検索ができない

格安SIMでもLINEを利用することは可能です。
しかし、LINEのID検索はできません。
LINEのID検索ができない理由は、年齢認証が行えないからです。
LINE直系の格安SIM(MVNO)サービス、LINEモバイルならID検索に対応しているので、どうしてもID検索ができないと困る場合は検討してみてもいいでしょう。
ID検索以外の「ふるふる」や「QRコード」を使っての友だち追加は可能です。

格安SIMのデメリット5 キャリアメールが使えない

キャリアメールとは、「~@docomo.ne.jp」や「~@au.com」、「~@softbank.ne.jp」のことを指します。
格安SIMへ乗り換えると、キャリアメールを利用することはできません。
なので、格安SIMへ乗り換えると決めたら、早めにGmailといったフリーメールへ移行する必要があります。
ただ、一度すべてのメールをGmailに乗り換えると、数年後に格安SIM(MVNO)事業者間の乗り換えの際も楽です。

格安SIMのデメリット6 機種変更が難しい

大手キャリアだと、機種変更をしたいと思った時にショップへ行くと思います。
格安SIMの場合、機種変更時期になると、自分でAmazonや楽天といったECサイトでSIMフリースマホを購入したり、家電量販店でSIMフリースマホを購入しないといけません。
格安SIMは、SIMカード一緒にセットでスマホを購入する時はかなり安いのですが、機種変更でスマホ本体だけを購入すると結構高いです。
とくにiPhoneユーザーの場合は注意が必要です。
その理由は、iPhoneを大手キャリアで購入する際は端末購入サポートといった割引を受けることが可能ですが、格安SIMを使っているとAppleからSIMフリーiPhoneを正規価格で購入しないといけません。
つまり、最新のiPhoneが欲しくなったら毎回10万円近い出費が発生するわけです。
もちろん、型落ちしたiPhoneなら安く購入できると思いますが、iPhoneユーザーは機種変更する時のことをよく考えておいたほうがいいです。

格安SIMのデメリット7 MNP回線切替・APN設定を自分で行わないといけない

大手キャリアだと、ショップのスタッフがスマホを使える状態にして渡してくれます。
格安SIMの場合、電話番号をそのまま使う為のMNP回線切替と、ネット接続に必要なAPN設定を自分で行わないといけません。
専門的な知識が必要に思えますが、MNP回線切替は電話やパソコンから行うことができ、APN設定も今どきのSIMフリースマホならSIMカードを挿すと自動設定されるので難しくはありません。
iPhoneに関しては、Wi-Fiを使える状態にしてAPN設定に必要な構成プロファイルのダウンロードします。
ただ、一度経験しておくことで、別の格安SIM(MVNO)事業者へMNPした時もスムーズに設定を行うことができるでしょう。

格安SIMのデメリット8 大容量データを使うなら割高になる

格安SIMは、少ないデータ量だと毎月の通信費を大幅に安くすることが可能です。
3GB~6GB程度なら、大手キャリアを利用するよりおトクです。
しかし、10GB以上のデータ量を毎月使うのなら、大手キャリアのほうが安くつくことがあります。
たとえば、ソフトバンクのギガモンスターやauのフラットプラン25などが該当します。
大手キャリアの大容量プランと格安SIMの大容量プランについて、姉妹サイトのAppriseにて料金を比較しているのでご参照ください。

格安SIMのデメリット9 クレジットカード決済が多い

格安SIMの支払い方法は、ほとんどがクレジットカード決済です。
条件つきでOCNモバイルONEやUQモバイルで口座振替もできます。
OCNモバイルONE場合、申込みの際に電話で口振用紙を郵送してもらうようお願いする必要があります。
UQモバイルは、ネット申し込みならMNPが条件。店頭だとその場で口振設定をしてもらえます。

まとめ

今回は格安SIMのデメリットをまとめてきました。
格安SIMをこれから利用する方にとっては、不安なことがたくさんあると思います。
格安SIMは、人件費をできるだけ抑え、実店舗を持たないといったコストを削減することで安くサービスを提供しています。
「振り返ってみるとショップのサポートを受けたことがない」、「周りにスマホのことをよく知っている友達がいる」という方は、格安SIMに乗り換えてもいいでしょう。

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