初めて格安SIMを申込むならどこがいい?シェア率上位3社比較

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「格安SIMを使うと通信料が安くなる」ことは、格安SIMに乗り換えを考えている方にとっては共通の認識だと思います。
ですが、格安SIM(MVNO)事業者は数百社あり、どこを選べばいいのか迷ってしまっているのではないでしょうか。
ドコモ・au・ソフトバンクといった大手キャリアを利用している方にとって、格安SIMへの乗り換えは少し不安を感じることも事実です。
そこで、多くのユーザーに選ばれている格安SIM(MVNO)事業者を選ぶことが、初めて格安SIMを申込む際にはオススメです。
IIJmioと楽天モバイル、OCNモバイルONEがシェア率上位の格安SIM(MVNO)事業者で、多くのユーザーに選ばれています。
今回は、初めて格安SIMを申込む方へ向けて、シェア率上位のIIJmioと楽天モバイル、OCNモバイルONEの3社を比較していきます。

IIJmio、楽天モバイル、OCNモバイルONEの月額料金を比較

格安SIMというだけあって、月額料金はどの格安SIM(MVNO)事業者も5,000円以下がほとんどです。
ネットを利用する際に使うデータ量によっては、月額2,000円以下にすることも可能です。
では、実際にIIJmio、楽天モバイル、OCNモバイルONE3社の月額料金を比較していきましょう。
月額料金については、電話とネット両方使える音声通話SIMとなります。

事業者名IIJmio楽天モバイルOCNモバイルONE
音声通話最安プランデータ3GB
月額1,600円~
データ2GB
月額2,980円~
データ110MB/日
月額1,600円~
音声通話人気プランデータ6GB
月額2,220円~
データ6GB
月額3,980円
データ6GB
月額2,150円~
利用回線ドコモ・auドコモ・auドコモ
最低利用期間12ヶ月1年~3年6ヶ月

楽天モバイルについては少し料金の高さが目立ってしまいますが、楽天会員であったり、楽天会員のダイヤモンド会員の場合は割引サービスが適用されるので、月額料金をぐっと抑えることができます。
表に記載した料金プランは、スーパーホーダイプランとなり、月額850円のかけ放題が含まれているプランです。

OCNモバイルONEの「データ110MB/日」は、1日あたりに使えるデータ量のコースです。
つまり、ネット検索やアプリを利用して1日110MBのデータ量を使用すると通信制限が発生していまいます。
LINEやメール、ちょっとしたネット検索しかしないライトユーザーにはオススメです。
後述しますが、3社の中ではOCNモバイルONEの最低利用期間が6ヶ月間ともっとも短いこともポイントです。

IIJmioは、月額料金は他の格安SIM(MVNO)事業者と変わりませんが、通信品質に定評があります。
通信品質といってもピンとこない方もいると思いますが、ネットや音声通話が安定して利用できると思っていいでしょう。
ネットに関しては3社共通して、ピーク時間帯には遅くなってしまいますが、IIJmioはピーク時間帯でもギリギリ1Mbpsを切らない通信速度が出ています。
1Mbpsであれば、YouTubeといった動画アプリやネットゲームは厳しいですが、ネット検索やLINE程度なら問題なく利用することが可能です。

最低利用期間と期間内解約の解除手数料を比較

「格安SIMに2年縛りはない」と思っている方もいると思いますが、格安SIMには「最低利用期間」という縛りが存在します。
ネットだけを使えるデータ専用SIMなら、最低利用期間といった縛りがないことは事実です。
IIJmio、楽天モバイル、OCNモバイルONEの音声通話SIMにも最低利用期間が存在するので、申込みをする前によく確認しておきましょう。

事業者名IIJmio楽天モバイルOCNモバイルONE
音声通話SIM
最低利用期間
12ヶ月1年~3年6ヶ月
最低利用期間内
解除手数料
1,000円~12,000円9,800円8,000円
自動更新なしなしなし

格安SIMにおける縛り、「最低利用期間」には大手キャリアのように自動更新がないことがポイントです。
楽天モバイルは、最低利用期間を申込時に契約者が選択することが可能で、最低利用期間ごとに割引サービスを適用するといった、大手キャリアと似た仕組みとなっています。
IIJmioは、最低利用期間内の解除手数料が1,000円~12,000円となっており、利用開始月から何ヶ月使ったかによって解除手数料が変わる仕組みとなっています。
たとえば、2019年1月から利用を開始した場合、6ヶ月後に解約すると7,000円、2020年1月に解約すると12ヶ月なので0円となるわけです。
OCNモバイルONEは、3社の中ではもっとも最低利用期間が緩く解除手数料も8,000円となっています。

データ量の繰り越し、分け合いを比較

出典:IIJmio(みおふぉん)

ひとりで格安SIMを使うならデータ量の繰り越し、家族で使うのならデータ量の分け合いについて気になるところです。
データ量の繰り越しに関しては、IIJmio、楽天モバイル、OCNモバイルONEの3社すべて対応しています。

データ量繰り越し比較
事業者名IIJmio楽天モバイルOCNモバイルONE
データ量繰り越し
繰り越し期限翌月まで翌月まで翌月まで
(月次プランの場合)
申込み不要不要不要
データ分け合い比較
事業者名IIJmio楽天モバイルOCNモバイルONE
データ分け合い
申込み不要必要必要
回線数2~10回線
(プランによる)
最大5回線最大5回線
月額費用不要SIM1枚につき100円/月データ通信専用SIM1枚につき:400円/月
音声通話SIM1枚につき:1,100円/月
ネットワーク間の分け合いドコモ/au回線で可能ドコモ回線のみドコモ回線のみ

データ量の繰り越しは、翌月までなら3社ともに申込み不要で対応しています。
データ量の分け合いが少し複雑となっているので注意が必要です。
楽天モバイルの場合は、繰り越したデータを分け合う仕組みなので、翌月に繰り越したデータ量が少ないと分け合うデータ量も少ないことになるので注意が必要です。
よくある分け合いの仕組みをとっているのが、IIJmioとOCNモバイルONEで、1プランのデータ量をSIMカード数枚で切り崩していきます。
IIJmioに関しては、月額費用不要となっていますが別途SIMカード追加費用などの手数料が発生します。
各社の詳しい手数料は、公式サイトをご確認ください。

IIJmio公式サイト:https://www.iijmio.jp/
楽天モバイル公式サイト:https://mobile.rakuten.co.jp/
OCNモバイルONE公式サイト:https://www.ntt.com/personal/services/mobile/one.html

通話サービス(音声通話)を比較

「音声通話はLINEがほとんど」という方でも、一般的な音声通話機能はあったほうがいいでしょう。
IIJmioと楽天モバイル、OCNモバイルONEでも、特徴的な音声通話サービスを提供しており、よく電話をかける方やそうでない方でも最適なプランを選ぶことが可能です。

■IIJmio通話料金・割引サービス

IIJmio基本通話料金
通話料金国内通話20円/30秒
同一契約者名義間
(同一mioID)
国内通話16円/30秒
みおふぉんダイアルアプリ国内通話10円/30秒
国際電話10円/30秒(非課税)
通話割引/定額サービス
通話定額オプション3分/10分3分以内の国内通話/家族と10分以内の通話かけ放題
月額600円
通話定額オプション10分/30分10分以内の国内通話/家族と30分以内の通話かけ放題
月額830円
みおふぉんダイアル+ファミリー通話割引8円/30秒

格安SIMでは、専用の通話アプリを使用することで国内通話/国際通話を安く利用することができます。
IIJmioは、専用アプリ「みおふぉんダイアル」を使用すると10/30秒で国内通話をすることが可能で、よく電話をかけるという方には通話定額オプションの加入がオススメです。
「みおふぉんダイアル」アプリとファミリー通話割引を組み合わせることで、家族間の通話を8円/30秒にすることもできます。
ファミリー通話割引の申込みは不要で、同一名義のSIMカード同士の通話で適用されます。

■楽天モバイル通話料金・割引サービス

楽天モバイル基本通話料金
通話料20円/30秒
楽天でんわアプリ10円/30秒
10円/30秒(非課税)
通話割引/定額サービス
楽天でんわ10分かけ放題 by 楽天モバイル10分以内の国内通話が何度でもかけ放題
月額850円
スーパーホーダイプラン加入で0円

楽天モバイルでの通話料金はとてもシンプルです。
多くのユーザーが加入しているスーパーホーダイプランなら、かけ放題サービスもついてきます。
楽天モバイルでも、音声通話専用の「楽天でんわアプリ」を利用することでおトクに電話をかけることが可能です。
家族間での通話割引はないものの、2回線目から3ヶ月間月額基本料が0円になったり、キャッシュバックを受けられる「プラス割」が用意されています。

■OCNモバイルONE通話料金・割引サービス

OCNモバイルONE基本通話料金
通話料20円/30秒
OCNでんわアプリ国内10円/30秒
国際通話は通話先による
通話割引/定額サービス
10分かけ放題1回10分までの国内通話かけ放題
10分を超えた分は10円/30秒
月額850円
トップ3かけ放題国内通話料上位3番号を自動的に判定、かけ放題となるサービス
上位3番号以外への通話は10円/30秒
月額850円
ダブルかけ放題10分かけ放題とトップ3かけ放題のセット
10分超過分の国内通話料、上位3番号以外で発生た通話料は10円/30秒
月額1,300円

OCNモバイルONEでも、通話専用OCNでんわアプリを利用することで通話料を安くすることができます。
OCNでんわアプリと組み合わせで通話がおトクになるかけ放題オプションが豊富なので、電話をたくさんかけるという方にはオススメです。

IIJmio、楽天モバイル、OCNモバイルONE、結局どこがオススメ

格安SIMのシェア率上位3位のIIJmio、楽天モバイル、OCNモバイルONEを比較してきましたが、結局どこがオススメなのでしょうか。
当サイトSIMriseの姉妹サイトAppriseでのデータでは、3社の中からだとIIJmioとOCNモバイルONEが人気でした。
IIJmioは、格安SIM(MVNO)サービスの老舗で30年近いキャリアを持っています。
OCNモバイルONEは、NTTグループという安心感と音声通話サービスの充実、販売しているSIMフリースマホも他の格安SIM(MVNO)事業者よりも安く販売しています。
ちなみに、SIMフリースマホは楽天モバイルやIIJmioでも格安SIMと一緒にセットで購入することが可能です。
IIJmioは格安SIMと(MVNO)事業者では取扱い機種の数はナンバー1で、手頃な価格のエントリースマホからゲームアプリもバッチリのハイエンドスマホまで幅広いラインナップが魅力的です。
OCNモバイルONEの申込みが増えるタイミングは、HUAWEI P20 liteなどの人気スマホが安くなるセールの実施時で、新しいスマホと一緒に格安SIMをはじめたいという方に選ばれています。
月額料金自体は3社横ばいといったところなので、最低利用期間や欲しいスマホから選ぶといいでしょう。

IIJmio公式サイト:https://www.iijmio.jp/
楽天モバイル公式サイト:https://mobile.rakuten.co.jp/
OCNモバイルONE公式サイト:https://www.ntt.com/personal/services/mobile/one.html

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