契約前に知っておきたい楽天モバイルのメリット・デメリット

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楽天モバイルの契約前に知っておきたいメリットとデメリットを詳しく解説。

楽天モバイルは、第4のキャリアとして2020年4月から本格的にスタート。2021年には月1GBまでのデータ利用量なら0円という、インパクトのある料金プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ(ラクテン アンリミット シックス)」を発表しました。
楽天モバイルを持っているだけで楽天ポイントが1倍となり、楽天で買い物をするユーザーにもメリットがあります。
毎日使うスマホだからこそ、契約前に楽天モバイルのメリットやデメリットは知っておきたいところです。
今回は、楽天モバイルを実際に使ってみて感じたメリット・デメリットについて解説していきます

*記事中の価格は特別記載がない限り税込みです。

楽天モバイルのメリット

まずは楽天モバイルのメリットをひとつずつ見ていきましょう。
メリットをしっかりと把握することで、楽天モバイルを十分に使いこなすことができるはずです。

選べる料金プランは1プランのみ

楽天モバイルでは、どの料金プランにしようか迷う必要がありません。
提供されているのは「Rakuten UN-LIMIT」1プランのみ。2021年7月時点では「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」として提供されています。
Rakuten UN-LIMIT Ⅵの特徴は、1GBまでのデータ利用なら月額料金が0円になることです。(通話料・オプション料など除く)
1GBを超えた場合は3GBまでで月額1,078円といったように、段階制の料金プランとなっています。
20GBを超えると、以降はどれだけ使っても月額3,278円となるので、使いすぎた場合でも安心です。
ライトユーザーからヘビーユーザーまで、幅広い層にマッチする料金プランといえるでしょう。
後述しますが、無制限の恩恵を受けられるのは楽天回線エリアのユーザーのみ。楽天回線エリア外のユーザーは注意が必要です。

初心者でも安心、APN自動設定で初期設定が簡単

iPhoneに楽天モバイルのSIMカードを挿した際の「モバイル通信」メニュー

楽天モバイルはネットで申し込むことができ、SIMカードや端末が手元に届いたら自身で初期設定をおこないます。
格安SIM(MVNO)でも、APN設定と呼ばれる初期設定に不安を抱く人もいえるでしょう。
楽天モバイルでは、対応端末ならAPN自動設定で、端末にSIMカードを挿すだけでネットを利用することができます。
Android端末はもちろん、これまで初期設定が面倒とされていたiPhoneもAPN自動設定の対象端末です。
iPhoneに関しては、iOS14.4以降へのアップデートが必須。すでに他社のプロファイル構成をインストールしている場合、あらかじめ削除しておく必要があります。
初期設定が簡単な点は、初心者に嬉しいポイントといえるでしょう。

「Rakuten Link」で国内通話が無料に

Rakuten Linkアプリ通話画面

楽天モバイル専用のコミュニケーションアプリ「Rakuten Link(ラクテン リンク)」を利用することで、国内通話を無料でかけることができます。
もちろん、端末に標準搭載している電話アプリからも発信は可能。30秒22円でかけることができます。
基本的に国内通話ならRakuten Linkから発信すればOK。iOSの場合、不在着信が標準電話アプリに残るので、コールバックする際はRakuten Linkからかける必要があります。

SPU対象、楽天ポイントが+1倍

楽天モバイルはSPU対象となっており、楽天モバイルを利用するとポイントが+1倍になります。
他のSPUを適用していなくでも、楽天会員分の+1倍でSPUは最低でも+2倍に。楽天で買い物した際に付与されるポイントが増えます。
他にも楽天モバイルのキャリア決済を利用することでも+0.5倍となるので、簡単にSPUを増やすことが可能です。

端末が充実、新しいスマホとのセット購入もお得に

楽天モバイルには、豊富な種類のAndroid端末をラインナップ。楽天モバイルオリジナルのAndroid端末も人気です。
Android端末以外に、iPhone12シリーズやiPhone SE(第2世代)も販売しています。
端末によってポイント還元されるので、端末とセット購入がお得です。
ポイント還元以外にも端末とセットで購入するメリットは、動作対象端末なので安心して利用できることです。
ただし、Rakuten BIGといった楽天モバイルオリジナル端末は、楽天モバイル以外の電波をつかめないので注意しましょう。

楽天モバイルのデメリット

楽天モバイルはメリットが豊富な分、もちろんデメリットもあります。
申込み前にデメリットを知っておかないと、いざ利用をしてみた時に後悔するかもしれません。
ここからは、楽天モバイルのデメリットを解説していきます。

サポートは原則チャットのみ

楽天モバイルを利用する際、まず知っておきたいポイントはサポートについてです。
楽天モバイルでは、何かわからないことやトラブルがあれば、「My 楽天モバイル」というアプリからチャットで相談します。
サポートは原則チャットのみ。電話でのサポートもありますが、音声ガイダンスに従って操作した後、該当するWebサイトのURLがSMSで送信されるだけです。
手厚いサポートを希望するという人には不便するかもしれません。

楽天回線エリアでないと満足に使えない

楽天モバイルサービスエリア
(2021年7月時点)

楽天モバイルは、楽天回線エリアとau回線をパートナーエリアとして提供。楽天回線の電波が届かないエリアをau回線でカバーしています。
地図上の濃い桃色が楽天回線エリアで、薄いピンク色がパートナーエリアです。
パートナーエリアだけで利用する場合、月5GBを超えると速度制限が発生。最大1Mbpsでの通信となり、料金は楽天回線エリア利用時と同様です。
楽天モバイルの仕様上、楽天回線エリアとパートナーエリアの通信量は合算される仕組みなので、月に3GBを超える利用を想定しているなら注意が必要です。
あらかじめ、自身が利用するエリアが楽天回線エリアなのか、パートナーエリアなのか確認しておきましょう。

まとめ

今回は楽天モバイルのメリット・デメリットについて解説してきました。
楽天モバイルのメリットは、使い方に合わせて料金が段階的に変動するシンプルな料金プラン。そして、Rakuten Linkを利用した国内無料通話です。
SPU対象なので、楽天市場でよく買い物する人にとっても大きな恩恵があるといえるでしょう。
一方、デメリットは原則チャットだけのサポートと楽天回線エリアの狭さです。
楽天回線エリアについては順次拡大しているので、楽天モバイルを検討している人は、公式サイトのエリア情報を定期的にチェックしておきましょう。

■楽天モバイルのメリット
・シンプルな料金プラン
・1GB以内なら月額0円(通話料・オプション料金除く)
・幅広いユーザーの使い方に合わせて料金が変動
・SPU対象、楽天モバイル利用で+1倍
・豊富なラインナップの端末をお得に購入できる
■楽天モバイルのデメリット
・サポートが原則チャットのみ
・楽天回線エリアがまだまだ狭い
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