楽天モバイルと格安SIM(MVNO)の2台持ちという選択肢もアリ

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楽天モバイルと格安SIM(MVNO)を2台持ちして料金を安定させる方法

月額0円~税込3,278円の段階制プランが特徴的な楽天モバイルは、1プランで一人ひとりに合った使い方ができる第4のキャリアです。
毎月のデータ利用量が1GBまでなら、基本料金が0円となるインパクトのあるプランで、乗り換えを迷っている人も多いはずです。
スマホを0円で維持することができるのは魅力的ですが、楽天モバイルを0円でキープしながら格安SIM(MVNO)との2台持ちもおすすめです。
今回は、楽天モバイルと格安SIM(MVNO)を2台持ちするメリットについて解説していきます。

楽天モバイル公式サイト:https://network.mobile.rakuten.co.jp/

楽天モバイルと格安SIM(MVNO)を2台持ちするメリット

楽天モバイルと格安SIM(MVNO)を2台持ちするメリットは、通話料を0円にできること。さらに、楽天ポイントの倍率を最低でも2倍にできることです。
ネットを使う際は、格安SIM(MVNO)を利用。データ利用量によっては、楽天モバイルで3GBを超えた時よりも安く抑えることができます。
楽天モバイルの場合、1GBを超えると以降のデータ利用量に応じて月額料金が変動する仕組みです。
決まったデータ利用量を選べる格安SIM(MVNO)を利用することで、常にデータ利用量を気にしながらネットを使うといった煩わしさもなくなります。
また、余ったデータ量が翌月まで繰り越せるので、データ量をムダにすることがありません。

楽天モバイルを固定電話代わりにする

楽天モバイル自体は、データ利用量を1GBまでに抑えることで0円で維持することが可能です。
通話に関しては、「Rakuten Link」アプリを経由することで、国内での通話料が無料となります。
つまり、楽天モバイルは固定回線代わりとして自宅に置いておくという使い方です。
筆者の場合、メイン回線は格安SIM(MVNO)で、楽天モバイルは新しく電話番号を発番する新規契約しています。
基本的に通話はLINE通話ばかり、通常の電話はほとんどかかってくることがないので、楽天モバイルは固定電話代わりとして自宅に置いています。
楽天モバイルをメインの回線としてもよかったのですが、データ利用料を気にしながら持ち歩くことが窮屈なのでサブ回線としたわけです。
もちろん楽天モバイルをメイン回線に、サブ回線を格安SIM(MVNO)でもOKです。

楽天モバイルの料金プランについて

前述のように、楽天モバイルの料金プランは1GBまでなら月額0円となり、1GBを超えると3GBまでは税込1,078円。3GBを超えると20GBまで税込2,178円から利用することができます。
20GBを超えた場合、どれだけ使っても税込3,278円からとなります。
注意点は楽天エリアかパートナーエリアで、利用できるデータ量が異なることです。

楽天モバイルのデータ利用量の考え方

楽天モバイルでは、楽天回線エリアとパートナーエリアの2種類を提供しています。
濃い桃色が楽天回線エリア、薄い桃色がパートナーエリアです。
楽天回線エリアだけで使う場合、20GBを超えても高速で通信が可能です。
パートナーエリアはau回線を提供しており、パートナーエリアだけで使う場合、月5GBまでとなります。
楽天モバイルのデータ利用量は、楽天回線エリアとパートナーエリアで使った利用量を合算して、月のデータ利用量が判定される仕組みです。

自宅では楽天回線エリアを使っていても、移動先はパートナーエリアだっということがあります。
どの回線を使ったのかは関係なく、データ利用量として蓄積されていきます。
気をつけたいポイントは、パートナーエリアでしか使えないという場合です。
パートナーエリアは毎月5GBまでの制限があり、3GBを超えた時点で20GBまで税込2,178円の恩恵が受けられなくなります。
パートナーエリアだけで使う場合でも、3GBを越えたら税込2,178円の料金が発生。5GBを超えた段階で、1Mbpsの通信制限を受けることになります。
1Mbpsの通信制限については一見速いように思えますが、あくまで最大値となるので、速度が安定しない可能性があります。
パートナーエリアだけで使うというのなら、毎月3GBまでに抑えたいところです。

データ量を選べる格安SIM(MVNO)を使う

格安SIM(MVNO)のメリットは、用意されたプランの中から毎月使うデータ利用量を自分で決められることです。
毎月の料金が一定であり、余ったデータ量を繰り越すこともできます。

IIJmio新料金プラン月額料金
2GB780円(税込858円)~
4GB980円(税込1,078円)~
8GB1,380円(税込1,518円)~
15GB1,680円(税込1,848円)~
20GB1,880円(税込2,068円)~
*音声通話SIMの料金
*ドコモ、au回線を提供

IIJmioが2021年4月から提供を開始した新プランでは、5つのプランから選ぶことができます。
20GBプランでも税込2,068円から。楽天モバイルや大手の新ブランドに対抗した料金体系となっています。
低容量で選べる2GBと4GBのプランが絶妙といった印象です。

IIJmio公式サイト:https://www.iijmio.jp/

新料金プラン月額料金
1GB700円(税込770円)~
3GB900円(税込990円)~
6GB1,200円(税込1,320円)~
10GB1,600円(税込1,760円)~
*音声通話SIMの月額料金です
*ドコモ回線のみ提供

NTTグループのOCNモバイルONEは、10GBまでの選べる新料金を4プランを用意。低容量で十分なライトユーザー向けの格安SIM(MVNO)サービスです。
3GBプランでも月額税込990円となり、わずかではありますが、楽天モバイルよりもデータ利用量は安くなっています。
OCNモバイルONEの大きなメリットは、料金だけでなく、セットで購入できるスマホが他の格安SIM(MVNO)事業者よりも圧倒的に安いこと。セールを利用すれば、税込1円でスマホを購入することもできます。
2021年になり、格安SIMのデメリットともいえる専用アプリを使った通話が不要になったことも大きなポイントです。
格安SIMで通話する際は、事業者ごとに用意された通話アプリを使ってかけると、国内通話なら税込11円/30秒で電話発信ができます。
スマホに最初からインストールされている通話アプリから電話発信した場合は、税込22円/30秒です。
アプリ違いで通話料金が2倍になってしまうといった心配もありません。

OCNモバイルONE公式サイト:https://www.ntt.com/personal/services/mobile/one.html

楽天モバイルと格安SIM(MVNO)を2台持ちするデメリット

楽天モバイルと格安SIM(MVNO)を2台持ちする際のデメリットは、スマホを2台用意する必要があることです。
スマホについては、楽天モバイルと格安SIM(MVNO)事業者それぞれで端末セットとして購入ができます。
基本的に、楽天モバイルや格安SIM(MVNO)で取扱うスマホはAndroidスマホ。AmazonといったECサイト、家電量販店よりも比較的安く購入ができます。
それでも2台購入するとなれば、額もそれなりになるので、スマホの調達については財布と相談といったところでしょう。
スマホを2台も買いたくないということなら、OPPO Reno 3Aのように、1台でSIMカードを2枚使える端末を購入することも一考です。
また、これまで使っていたスマホをそのまま楽天モバイルと格安SIM(MVNO)で利用することも可能です。

楽天モバイルの場合、端末によっては機能の制限があるため、所有している端末がすべての機能を使えるのか、あらかじめ確認しておく必要があります。
楽天モバイルについては、セットで販売している動作確認済のスマホを購入するほうが確実といえるでしょう。

まとめ

今回は、楽天モバイルと格安SIM(MVNO)でスマホを2台持ちするメリットについて解説してきました。
1GBまでなら0円という、楽天モバイルの料金プランならではの運用方法であり、0円維持にこだわらないのであれば、格安SIM(MVNO)と2台持ちもありだと思います。
実際のところ、どんなライトユーザーでも毎月のデータ利用量を1GBに抑えることは難しいでしょう。
あえて、格安SIM(MVNO)を2台持ちすることで、月額料金を一定にすることができます。

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